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映画レビュー『臨場 劇場版』

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2012年、16本目の鑑賞作品です。


【あらすじ】
都内で無差別通り魔殺人を起こした容疑者の心神喪失が認定され、刑法第39条によって彼の無罪が確定。それから2年後、容疑者の無罪を引き出した担当弁護士と精神鑑定を務めた医師が何者かによって殺される。警視庁と神奈川県警の合同捜査本部は、通り魔事件の被害者遺族たちの遺恨が絡んでいるとして捜査を進めていく。そんな中、敏腕検視官の倉石(内野聖陽)は、死亡推定時刻に関する疑問点を理由に犯人は別の人物ではないかと推察する。合同捜査本部の方針とは違った独自の捜査を展開し、事件の裏側に隠された思いも寄らぬ真相にたどり着く。



監督:橋本一
キャスト:内野聖陽 松下由樹 渡辺大 平山浩行 高嶋政伸 段田安則 若村麻由美 柄本佑 平田満 長塚京三
公開日:2012年06月30日
公式サイト:http://www.rinjo-movie.jp/

【感想】( ネタバレ要注意!)
テレビシリーズは全て視聴済。
好きです倉石・・・(内野さん♡)←そこかい!(汗)

さてさて、映画の冒頭、倉石(内野聖陽)が土砂降りの雨の中、一人倒れる・・・この意味は、映画のエンドロール終了後に繋がるので、劇場に明かりが戻るまで席を立たずに観るべし。

んん・・・それにしてもあまりにもこのラストが衝撃で、映画のストーリーが全部吹っ飛んだ。(笑)だって、これでドラマ版もなし?当然劇場版もこれが最後だよね?それとも私の見立て違い?(笑)「俺のとは違うなぁ・・・」と倉石さんに言ってほしいわ。

ドラマ版からのファンは、みなこんなことを思いながら劇場を後にしたはず。


映画のストーリーは、都内で起きた無差別殺人の容疑者(柄本佑)は、心神喪失が認定され、刑法第39条により無罪が確定。その2年後、当時容疑者の心神喪失を認定した医師と、容疑者を無罪にした弁護士が何者かに殺される。

検死で死亡推定時刻が2つあると見抜いた倉石。観る側もこのスーリー展開から、倉石同様あっという間に犯人にたどり着いてしまうので、犯人推理の面白さはないけれど、その犯人が何故その罪を犯してしまったのかという理由をストーリーの中でじわじわと知ることができるのが、この作品の醍醐味かもしれません。

昨今通り魔事件が多発する世の中で、この事件のシーンは少々目を背けたくなるようなリアル感がありました。容疑者役の柄本佑さんの緊迫した演技は圧巻でしたし、娘を失った母親役の若村麻由美さんの演技は、同じ母親として胸に打つものがあり、何度も涙しました。

あ~それよりも、倉石よ、倉石~!(涙)まだ言ってる。


評価 :75点  <個人の気まま勝手な評価なのであしからず。>
わらい度 : ☆☆☆☆☆
なみだ度 : ★★★☆☆
お勧め度 : ★★★☆☆

* 本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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by Firstsnows | 2012-07-05 09:24 | 映画レビュー2012
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