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映画レビュー「KANO ~1931海の向こうの甲子園~」

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2015年、3本目の鑑賞作品です。
公式サイト:http://kano1931.com/
公開日:2015年01月24日
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日本統治下の1931年に台湾代表として見事甲子園出場を果たし、決勝まで進出した台南州立嘉義農林学校 KANO の実話を基に描いた感動作。弱小チーム嘉義農林野球部就任する近藤監督に永瀬正敏、その妻を坂井真紀が演じる。

といっても、この映画は日本映画ではなく、マー・ジーシアン監督の台湾映画。作品の台詞もほぼ日本語。にもかかわらず、台湾で公開されたときは大ヒットしたというから驚きです。いえいえ、そこには人種(日本人、漢人、台湾人)を超えてひとつの目標に向かっていく球児の実話というベースがあったからこそです。

また、日本統治時代の台湾で、農業水利事業に大きな貢献をした八田 與一役を大沢たかおが演じており、いっけんこのスポコンドラマに関係がないと思われそうな人物をこの作品に登場させるあたりは、並々ならぬ台湾の人々の八田 與一への想いも感じられます。実際私達日本人は八田 與一に関して知っている人は少ないけれど(私もそのひとり)台湾では八田 與一は教科書に載るほど、台湾の人で知らない人はいないそうです。

そんな背景もあり、正直どこぞえの国々の日本人悪者とする向きの作品と違い、観ていて気持ちが良い作品でした。

全編台湾での撮影だそうですが、当時の写真から忠実に町並みを再現し、また台湾には黒土が無い為(これも驚き)、甲子園球場の黒土を再現すべく、タイヤをを砕いて黒土に見立てたそうです。

また、この登場人物で重要な役どころに抜擢された、呉明捷(ご めいしょう)役のツァオ・ヨウニンは、自身も本当に大学野球の選手で、数々の賞を受賞。ただ、この映画の出演で、台湾映画界の新人賞を受賞しており、今後は野球と俳優の道のどちらかを模索することになりそうだが、どちらを選んだとしてもエールを送りたい。

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ストーリーは本当に感動で、後半はハンカチが手放せないほどでした。映像に使うフィルム、BGMも私好みででした。同じ野球をベースにした作品の「アゲイン 28年目の甲子園」や「バンクーバーの朝日」と違って、野球シーンが多いのもこの作品の特徴で、野球を全く知らない人や興味が無い人には、上映時間3時間の長丁場は退屈かもしれないです。でも、私はそれを感じさせないほど、あっという間に感じました。

ともあれ、この作品により、台湾と日本の歴史、繋がりを学ばせてもらったような気がしました。ありがとう、台湾!


余談ですが、以前台湾に台湾茶の勉強を目的とした旅行をした時、ガイドさんが言いました。「私達台湾人は、日本にとても感謝をしています。日本が大好きです。」と。私自身も、台湾が大好きです。(ちなみにF4の大ファン♡)この映画を観て、また台湾へ行きたくなりました。

* 本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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by Firstsnows | 2015-01-25 12:43 | 映画レビュー2015
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