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映画レビュー『バンクーバーの朝日』

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2014年、60本目の鑑賞作品です。


【あらすじ】
1900年代初めのカナダ・バンクーバー。貧しい日本から新天地を目指してカナダにやって来た日本人たちは、想像を絶する激しい肉体労働や貧しさに加え、差別にも苦しんでいた。製材所で働くレジー笠原(妻夫木聡)やケイ北本(勝地涼)、漁業に携わるロイ永西(亀梨和也)らは野球チーム「バンクーバー朝日」に所属し、最初は白人チームにばかにされながらも、次第に現地の人々にも認められていく。

監督: 石井裕也
キャスト:妻夫木聡 亀梨和也 勝地涼 上地雄輔 池松壮亮
高畑充希 宮崎あおい 貫地谷しほり ユースケ・サンタマリア
本上まなみ 田口トモロヲ 徳井優 大鷹明良 岩松了
大杉漣 鶴見辰吾 光石研 石田えり 佐藤浩市
公開日:2014年12月20日
公式サイト:http://www.vancouver-asahi.jp/


【感想】( ネタバレ要注意!)

ストーリーは、一獲千金を夢見てカナダにやってきた日本人が、辛い労働をさせられ、朝から晩まで働かされても、カナダ人の半分の給金しか得られず、働けど働けど貧しく、「JAP」とさげすまされる。

そんな中、日系2世を中心とした野球チーム「バンクバー朝日」が結成され、小柄で体力にも劣る日本人が、その特性を活かしバントや盗塁などの戦術で見事に勝ち続け、激動の時代、やがて日本人の希望をとなり、カナダの人々をも魅了していく・・・という実話をもとにした物語。

この中でバッテリーを組むのは、野球経験もあり、アニメの「タッチ」から自身の名前(和也)が付いた言われているKAT-TUNの亀ちゃんと、横浜高校で松坂投手とバッテリーを組んでいた上地雄輔 。この二人が実際に吹き替えなしでの野球をしているのだから、野球シーンは見どころのひとつでもあります。

高畑充希ちゃんには、ドラマ「ごちそうさん」で見事な歌唱力を披露した(彼女はミュージカル「ピーターパン」でも歌っている)のだから、歌わせない手はないでしょう。お見事でした!


私は英国に住んでいた頃、宿泊したホテルで国籍の欄に「JAP」と書かれた経験も、入店拒否された経験も、石を投げられた経験もある。それどころか、仲の良い外国人の友達にも「私達はあなたを笑った事など無い」と、遠回しに人種差別をされたり、、、そんな事は山ほどあります。でも、このバンクーバーに移民した人たちの苦労は計り知れず。もしかしたら、現在海外で暮らす日本の人たちもしかり。よもや私達も日本で暮らす外国人をそんな目で、そんな態度で接してはいないだろうか?あれこれを考えさせられる映画でした。

作品自体は悪くない、ただ大きな起伏にかけ、淡々と進むストーリーに退屈感を否めない人もいるだろうけど、日本の政策で夢と希望にあふれ移民して行った人たちが、後に敵国とみなされ収容所での生活を送る事になった事等、歴史を知る上でも、是非観てほしいと思える作品でした。

戦争を繰り返してはいけない!
人種差別をしてはいけない!
日本人の誇りを持って生きよう!


評価 :75点  <個人の気まま勝手な評価なのであしからず。>
わらい度 : ☆☆☆☆☆
なみだ度 : ☆☆☆☆☆
お勧め度 : ★★★☆☆

* 本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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by Firstsnows | 2014-12-21 13:24 | 映画レビュー2014
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