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映画レビュー『マダム・イン・ニューヨーク』

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2014年、41本目の鑑賞作品です。


【あらすじ】
ビジネスマンの夫、2人の子供のために日々家事をこなす専業主婦シャシ(シュリーデヴィ)は、家族の中で唯一英語ができないことが悩みだった。ある日親戚の結婚式の手伝いを頼まれ単身渡米するも、英語が話せないためつらい思いをする。そんな時「4週間で英語が話せる」という英会話学校の広告を見つけた彼女は、身内に黙って学校に通い始めるが……。

監督: ガウリ・シンデー
キャスト:シュリーデヴィ アディル・フセイン
メーディ・ネブー アミターブ・バッチャン
公開日:2014年06月28日
公式サイト: http://madame.ayapro.ne.jp/


【感想】( ネタバレ要注意!)

良かったぁ!
泣いたぁ!
面白かったぁ!
そして、懐かしかったぁ!
まだ残り3カ月あるけど、今年の映画鑑賞の中で一番の作品!
是非チャンスがあったら、女性に観て頂きたい超おススメ作品です。

ストーリーは、夫と子供2人、義母と暮らすインドの専業主婦シャシ(シュリーデヴィ)は、インドの伝統的なお菓子ラドゥを作りケイタリングしています。そんなシャシが苦手なのは英語。夫や子供からも英語が話せないことを馬鹿にされている。ある日、姪の結婚式の手伝いでNYに行くことになり、一人で行くことに不安を感じるシャシでしたが、NYの語学学校に秘密で通い、そこで出会った教師と仲間と過ごすうちに、徐々に自信を取り戻していくと言うお話です。

私達主婦は(特に専業主婦は)、夫の為、子供の為、尽くすのが当たり前の世の中。私たち女性は、いつの間にか社会から遠ざかり、女であることは勿論、一人の人間としての自信を失い、周りからもいつしかそういう目で見られるようになってしまう。

私は決して「○○ちゃんママ」と呼ばれる事が嫌ではなく、夫の名字で「○○さん」と呼ばれるのも嫌ではない。むしろそう呼ばれることが嬉しくもあり、誇らしくもある。

ただシャシの場合は、家族から見下され、英語を話せない母が恥ずかしいと言う娘の度重なる言動に傷つき、自分の存在すら見いだせない。

日本人は英語が話せる人の数は、話せない人の数よりも圧倒的に少ないので、英語なんて話す機会もなければ、話さなくてもOKの島国根性(笑)で生きていけるので、主人公シャシの気持ちはちょっとわかりづらいが、もし家族で海外に移住し、自分だけその国の言葉を話すことが出来なかったら、、、と考えると、シャシに少し感情移入が出来るようになるかもしれないです。

大抵の人であれば、言葉は話せる家族に任せて、何もせずにいるところだが、、シャシの凄いところは、語学学校に通いたいと、実行するコト。ひとりで電話し、一人で地下鉄に乗り、語学学校までたどり着いたころには、少し自信を取り戻し、達成感を感じる。

語学学校では、英語教師のゲイ、デイビッドをはじめ、メキシコ人の子守、パキスタン人のタクシードライバー、フランス人のシェフなど、国籍も肌の色も髪色も、年齢や職業も様々な人たちと出会います。

シャシが自己紹介を兼ね、インドの伝統的なお菓子ラドゥを作りケイタリングをしていると話すと、教師のデイビッドから「君はentrepreneur(アントレプレナー・起業家)なんだね!」と言われ、シャシが嬉しそうな自信に満ち溢れた笑顔を取り戻します。もしかしたら、シャシが初めて誰かに認められた瞬間かもしれないです。

こうしてひとつずつクリアしていき、シャシは最終試験のスピーチに挑みますが、その日は姪の結婚式。なんとか間に合うよう努力するもむなしく、お祝いの席に欠かせないラドゥを、シャシの息子の不手際で作り直さなければならなく、最終試験に参加出来なくなってしまいます。果たしてシャシは???感動のラストは、是非劇場でお確かめください!泣けます!主婦であればだれでも一度は感じる焦燥や戸惑い。この辺りを実に見事に描いた作品でした。

この作品はかつて私が経験した、英国やイタリアでの留学経験&ホノカな恋までも一緒(汗)を見事にオーバーラップさせるもので、語学学校での様子や異国での生活、シャシの気持ちが十分すぎるほど伝わり、最初から最後まで涙が止まりませんでした。

主演のシュリーデヴィが着る衣装サリーがとても美しかった。同世代と思えない、、、(汗) 実は彼女、今回の『マダム・イン・ニューヨーク』が、結婚・子育てを終え、実に15年ぶりに女優業に復帰作だそうです。そしてワタクシ事ではありますが、私もなんと四半世紀ぶりに仕事復帰を果たしました。オットやムスメさんの理解を得て頑張ります!

長々書きましたが、素敵な映画に出会えたことに感謝です。


評価 :95点  <個人の気まま勝手な評価なのであしからず。>
わらい度 : ★★☆☆☆
なみだ度 : ★★★★★
お勧め度 : ★★★★★

* 本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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by Firstsnows | 2014-10-05 11:04 | 映画レビュー2014
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