2014年、36本目の鑑賞作品です。
【あらすじ】
古都・京都。お茶屋・万寿楽にある夜、絶対に舞妓になりたいと少女・春子(上白石萌音)が押し掛けてくる。春子は必死で頼み込むが、誰も相手にしようとしない。ところが偶然その様子を目にした言語学者の「センセ」こと京野(長谷川博己)が、鹿児島弁と津軽弁が混ざった彼女に関心を寄せたことから、晴れて万寿楽の仕込み(見習い)になる春子だったが……。
監督:周防正行
キャスト:上白石萌音 長谷川博己 富司純子 田畑智子 草刈民代
渡辺えり 竹中直人 高嶋政宏 濱田岳、他
公開日:2014年09月13日
公式サイト:
http://www.maiko-lady.jp/
【感想】
( ネタバレ要注意!)
決して悪い作品ではないと思うのですよ。
ラストにかけてのストーリーに、ちょっと胸が熱くなったりもした。
でも、この作品の世界観を壊しているのは
正直あのミュージカル仕立ての演出だと思います。
あれが無ければ、もう少し私の点数も高かった。
歌の上手な人はだれ一人いやしない。
主演の上白石萌音さんは、のびのある声で良かったけど
ミュージカル向けの歌声とは違う。
それに舞妓さんがお尻フリフリして踊るのは、どぉよ?
(振り付けはパパイヤ鈴木さん)
コメディ作品なんだか、ミュージカル作品なんだか
どっちをウリにしているのか・・・
笑いも涙も、どれもなんとも中途半端。
それに豪華キャストを勢揃いさせつつも、生かされていないのが残念。
こういう見せ方は断然 三谷幸喜に軍配ですね。
ちなみに私は、周防監督のこの作品が一番好き。⇒
コチラ
しかしシネコンは、シニア世代のおばあ様方が多く
笑いもほぼシニア世代の方のみ。
これはシニア世代の方向けの作品?かなぁ。
ただ主題歌は良かった。
あの”舞子はレディ~♪”は耳に残る
極端な事を言えば、それしか残っていない・・・。(汗)
評価 :65点 <個人の気まま勝手な評価なのであしからず。>
わらい度 : ☆☆☆☆☆
なみだ度 : ☆☆☆☆☆
お勧め度 : ☆☆☆☆☆
* 本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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