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映画レビュー『リトル・フォレスト 夏・秋』

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2014年、28本目の鑑賞作品です。


【あらすじ】
都会で生活してみたもののなじめなかったいち子(橋本愛)は、故郷である東北の小さな集落・小森に戻ってくる。近所にはスーパーもコンビニもないため、自ら作物を育て、野山で採ってきた季節の食材で日々の食事を作り、自給自足の生活を送っていた。不便ではあるが季節の移ろいを感じ、自然の恵みを食べながら、いち子は生きる活力を蓄えていく。

監督:森淳一
キャスト:橋本愛 三浦貴大 松岡茉優 温水洋一 桐島かれん
フードディレクション: eatrip
公開日:2014年08月30日
公式サイト:http://littleforest-movie.jp/


【感想】( ネタバレ要注意!)

面白い作りですねぇ。
夏編・秋編、冬編・春編の2部に分けて公開。

4部作、夏編から始まり、今回は秋編まで。
夏編が終わると、一度エンドロールが流れます。
席を立ってしまわぬように。

『重力ピエロ』などの森淳一監督作品。
『重力ピエロ』の世界観が好きだった私にとっては
きっと森淳一監督のこの作品も「好き」であろうと予感していたし
何よりも食いしん坊の私にはうってつけの作品。

原作は五十嵐大介のコミック。
自分の居場所を見つけられず、東北の小さな山村集落”小森”に戻ってきたいち子(橋本愛)は、自給自足の生活をしながら暮らし、自分を見つめなおすお話。

台詞が少ないのも、この作品の特徴。
橋本愛ちゃん、「あまちゃん」の演技を観ていても
滑舌が悪く、正直、どぉよ?と思っていましたが
この作品は台詞じゃなく、愛ちゃんのナレーションで進んでいく。


ここ”小森”は東北の半端じゃない田舎。
村のスーパーまで自転車で下り坂片道30分の道のり
帰りは上り坂、、、考えると末恐ろしい。

山間部の地形故、夏も湿気が多くストーブをたかずして
洗濯ものも乾かない。

夜は夜で、”夜の訪問者”がやって来る。
絶対ワタシには耐えられないであろう虫たち
おまけに熊まで、、、

ただどれも いち子にとっては苦ではなく
それをむしろ楽しんでいる様子だ。

作品を通して四季折々の旬の食材も登場する。
昨今、季節感を味わう食材は皆無。
1年を通してなんでも手にはいってしまうからだ。
それをシンプルだけど丁寧に調理する いち子。

この料理を担当するのが
野村友里さん率いる「 eatrip 」

作品のキーポイントになっている、料理の”ひと手間”を
原作に忠実に再現されている。
どれもシンプルだが本当に美味しそうだ。

ラストにかけて、いち子の母が作る
何気ない青野菜の炒めものが、その”ひと手間”をかけた
料理だったことに気が付く いち子。

”ひと手間”=食べる人の事を思い、愛情いっぱい作られる料理
それが”ひと手間”なんだろうなぁ~と思う。


そしてその母から1通の手紙が届くところで
この秋編が終わっている。
何故、いち子の母は突然出て行ってしまったのか、、、
そんなお話も続編のお話で明らかになっていくんでしょう。

次は冬編・春編。
予告が最後に流れましたが、これまた美味しいものがいっぱい。
続編も楽しみ、見逃せない!

評価 :75点  <個人の気まま勝手な評価なのであしからず。>
わらい度 : ☆☆☆☆☆
なみだ度 : ☆☆☆☆☆
お勧め度 : ★★★☆☆

* 本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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by Firstsnows | 2014-09-02 16:23 | 映画レビュー2014
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