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映画レビュー『グレート デイズ! ―夢に挑んだ父と子―』

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2014年、27本目の鑑賞作品です。


【あらすじ】
元トライアスロン選手のポール(ジャック・ガンブラン)は、車椅子で日々を過ごす息子ジュリアンと向き合うことを避け、彼の世話を妻クレア(アレクサンドラ・ラミー)にさせ続けてきた。ある日、障害のある息子と一緒にトライアスロンに出場した親子のニュースを見たジュリアンが、自分も父親と一緒にレースに出たいと相談するも、ポールからは無謀なことを言うなと反対されてしまう。その後ジュリアンは、自分の殻に閉じこもってしまい……。


監督: ニルス・タヴェルニエ
キャスト:ジャック・ガンブラン アレクサンドラ・ラミー ファビアン・エロー ソフィー・ド・フルスト パブロ・パウリー グザビエ・マチュー
公開日:2014年08月29日
公式サイト:http://greatdays.gaga.ne.jp/


【感想】( ネタバレ要注意!)

車いす生活をおくる17歳のジュリアン(ファビアン・エロー)
(彼はオーディションで選ばれ、本当に障害者)

父親ポールは息子が生まれてから、ジュリアンを避けるように
遠地で仕事をしていたが、失業して家に戻ってくる。

障害を持つ息子は、妻に任せきり。
上手くジュリアンと向き合えない父親のポール。

ある日、ふとしたことからジュリアンは父親が
トライアスロンの最高峰“アイアンマンレース”に出場した事を知り
一緒に出たいと言い出す。

無理だと言うポール。
ワタシもついでに無理だとつぶやく。(笑)

鍛え抜かれたスポーツマンでも過酷なレース。
水泳3.8km、自転車180km、ラン42.195km
しかも炎天下の中、16時間以内にゴールしないと失格になってしまう。

ポール一人だけでもきついのに
水泳はゴムボートにジュリアンを乗せて引っ張って泳ぎ
自転車はシートを前につけてジュリアンを乗せて走り
ランは車いすにジュリアンを乗せて押して走る
ちなみにジュリアンの体重は48kg。
全てポールに負担がかかってくる。
ジュリアンも危険が伴うというリスクがある。
(実際、練習中、レース中にも怪我をおってしまうのですが)

それでもポールは息子ジュリアンとの絆を取り戻すため
過酷な状況のもと、ゴールを目指す。

意外とあっさり、淡々とストーリーが進んでいきます。
ハリウッド映画は、ここぞとばかりに盛り上げ、涙を誘うのですが
そこはフランス映画らしい演出でした。
(ワタシもこの演出が好きです。)

これは父と息子の物語だけではなく
母と息子の物語でもあるような気がしました。
確かに、母は障害者の息子の世話を17年間一人でして
同じ親として、並々ならぬ愛情を注いできたことは容易に察しが付くし
息子を「ボクちゃん」と呼ぶことからも、その溺愛ぶりがわかります。

唯一救いなのは、沈着冷静な姉の存在。
この家族に姉の役割は本当に大きいと感じました。
父と母と息子、それぞれ自立の一歩を歩み出す、そんなお話でした。


余談ですが、映像も素晴らしく
フランスのアルプス地方の風景
ワタシも何度か留学中に訪れたニースの町並み
どれも本当に美しく、懐かしかったぁ。←遠い目・・・



評価 :75点  <個人の気まま勝手な評価なのであしからず。>
わらい度 : ☆☆☆☆☆
なみだ度 : ★☆☆☆☆
お勧め度 : ★★★☆☆

* 本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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by Firstsnows | 2014-09-01 14:50 | 映画レビュー2014
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