2014年、11本目の鑑賞作品です。
【あらすじ】
重度の物忘れにより病院で検査を受けた玲子(原田美枝子)は、末期の脳腫瘍で余命1週間と宣告される。そして認知症のような状態になった玲子は、それまで話すことのなかった家族への本音をぶちまけ、長男・浩介(妻夫木聡)、次男・俊平(池松壮亮)、夫・克明(長塚京三)はうろたえてしまう。やがて経済破綻や家庭内不信など、ごく普通の家族に隠されていた問題が明るみに出てきて……。
監督: 石井裕也
キャスト:妻夫木聡 原田美枝子 池松壮亮 長塚京三
公開日:2014年05月24日
公式サイト:
http://bokutachi-kazoku.com/
【感想】
( ネタバレ要注意!)
私の世代は誰もが抱える、抱えるであろう親の介護の問題だけに、リアリティを感じる作品になっています。
母親が余命一週間の宣告を受け、夫、子(男2人)がアタフタしながら、金銭的な問題、家族が抱える悩みや不安、それを乗り越えて家族の絆が再生していく姿を描きたかったのだろうけど、登場人物に少しイライラさせられました。特に父親(長塚京三)の不甲斐なさ!直接病と関係は無いにしても、あれじゃ母親(原田美枝子)も病気になるわ。
私も長い間母の介護をしてきて思ったことは、次男・俊平(池松壮亮)のキャラ。 家族が病に倒れた時、こういうキャラが一人いると救われます。私の場合はそれが他界した姉だったかなぁ、、、と思いました。
この作品の救いは、母親が亡くなる結末ではなく
家族にも、母親の治療にも、希望の光が感じられたこと。
評価の点数は低いですが、長男・浩介役の妻夫木聡さん
次男・俊平役の池松壮亮さん、最高の演技でした。
評価 :65点 <個人の気まま勝手な評価なのであしからず。>
わらい度 : ☆☆☆☆☆
なみだ度 : ☆☆☆☆☆
お勧め度 : ☆☆☆☆☆
* 本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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