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映画レビュー『そこのみにて光輝く』

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2014年、8本目の鑑賞作品です。


【あらすじ】
仕事を辞めて何もせずに生活していた達夫(綾野剛)は、パチンコ屋で気が荒いもののフレンドリーな青年、拓児(菅田将暉)と出会う。拓児の住むバラックには、寝たきりの父親、かいがいしく世話をする母親、そして姉の千夏(池脇千鶴)がいた。達夫と千夏は互いに思い合うようになり、ついに二人は結ばれる。ところがある日、達夫は千夏の衝撃的な事実を知り……。


監督: 呉美保
キャスト:綾野剛 池脇千鶴 菅田将暉 高橋和也
火野正平 伊佐山ひろ子 田村泰二郎
公開日:2014年04月19日
公式サイト:http://hikarikagayaku.jp/


【感想】( ネタバレ要注意!)

『海炭市叙景』で注目された佐藤泰志の著作の映画化。
大好きな函館の街並みが違って見えた作品。

ある事故をきっかけに無為な日々を送る達夫(綾野剛)
社会の底辺でもがく千夏(池脇千鶴)と弟の拓児(菅田将暉)。
この3人が閉塞的な地方都市函館の片田舎で
夢や希望も持たず(持てず)ひたすら生きていく・・・

特に痛々しくやりきれないのは
工場のパートと売春で家族を養う千夏だ。
千夏は弟の拓児が世話になっている男の愛人もしている。
そればかりか寝たきりの父親の姓処理も、、、
やるせなさと出口の見えないもどかしさが
心に突き刺さる。心が揺さぶられます。

それでもこの3人は、この土地で生きて行くのだろう。
光輝く朝陽の海辺を歩く千夏と達夫の姿に
その決意みたいなものが感じられ、彼らの人生が光り輝くものであって欲しいと願わずにはいられませんでした。


拓児役の菅田将暉君
ドラマ「ごちそうさん」とは正反対の役柄でしたが
とてもいい演技をされていました。
主役のふたりも良かったですが
この作品一押しは菅田将暉くんでしょうか。

映像、音楽、ストーリー、キャスト
全てにおいて優良な作品でした。


評価 : 80点  <個人の気まま勝手な評価なのであしからず。>
わらい度 : ☆☆☆☆☆
なみだ度 : ☆☆☆☆☆
お勧め度 : ★★★★☆

* 本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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by Firstsnows | 2014-05-15 20:38 | 映画レビュー2014
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