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映画『永遠の僕たち』

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2011年、61本目の鑑賞作品です。


【あらすじ】
交通事故によって両親を失い、臨死体験をした少年イーノック(ヘンリー・ホッパー)のただ一人の友人は、彼だけにしか見えない死の世界から来た青年ヒロシ(加瀬亮)だけであった。他人の葬式に参列するのが日常的なイーノックは、ある日、病によって余命いくばくもない少女アナベル(ミア・ワシコウスカ)と出会う。




監督: ガス・ヴァン・サント
キャスト:ヘンリー・ホッパー ミア・ワシコウスカ 加瀬亮
公開日:2011年12月23日
公式サイト:http://www.eien-bokutachi.jp/


【感想】( ネタバレ要注意!)

大好きな加瀬亮君が、カミカゼ特攻隊の幽霊、しかも完璧な英語を喋るという役柄に(彼は帰国子女なので、ネイティブな発音は当たり前)予告を観た段階から「観たい」と思っていた作品。

ストーリーは交通事故で両親を失い、自分だけがこん睡状態から目覚め生き残り、心を閉ざしてしまったイーノック(ヘンリー・ホッパー)彼の唯一の友人と言えば、3分間の臨死体験後に見えるようになった、カミカゼ特攻隊員の幽霊ヒロシ(加瀬亮)だけ。そんなイーノックは両親の死を受け入れられずに、数々の葬儀に忍び込んでいたある日、余命三か月の少女アナベル(ミア・ワシコウスカ)に出会います。

アナベルと出会い付きあううちに、少しずつイーノックの気持ちにも変化が生まれていきます。死とは何か、残す者も残される者も気持ちは同じ・・・しかしアナベルの描く死のシナリオに納得がいかず衝突をしてしまうイーノックに諭すヒロシ。ヒロシは特攻隊員であり、愛する人に自分の想いを伝えることができないまま、この世を去らなければいけなかった境遇だからこそ、イーノックに「今の想い」を伝える事の大事さを諭すのです。

幽霊と言うとオカルト的なイメージですが、ヒロシは幽霊と言うよりも、イーノックを支える守護霊のような存在。最初こそアナベルはヒロシの姿が見えないのですが、死を迎える段階にはヒロシの姿が見えるのです。そしてそのヒロシの姿は、今までの特攻隊員の軍服ではなく、長い旅を道案内する案内人としてのスーツ姿と言うところからも、ヒロシはふたりを見守る重要な人物幽霊だったのかもしれません。

この作品の冒頭にビートルズの「two of us」が流れていたのですが、その意味は最後に「なるほど」と頷いてしまいました。アナベルの葬儀でイーノックの目に涙はなく、むしろ何かを乗り越え、ひとつ大人になったイーノックの姿に清々しささえ感じたラストでした。

映画鑑賞評価 80点 

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ちょっと余談ですが、この作品の中でヒロシとイーノックが遊ぶゲームシーンが何度か登場しますが、このゲーム私も大好きでした!「レーダー作戦ゲーム」といって、相手の船の位置を予想しながら、ピンをさしていくゲーム。とってもシンプルだけど、夢中になったゲームのひとつ。こんなに夢中になったボードゲームは、後にも先にも、この「レーダー作戦ゲーム」と「スコットランドヤードゲーム」だけかなぁ。

* 本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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by Firstsnows | 2011-12-29 21:27 | 映画レビュー2011
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