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映画『フェア・ゲーム』

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2011年、46本目の鑑賞作品です。


【あらすじ】
CIAのヴァレリー・プレイム(ナオミ・ワッツ)と元ニジェール大使で夫のジョー・ウィルソン(ショーン・ペン)は、イラクに核開発計画がないことを政府に報告する。しかし2003年、ブッシュ政権がイラクに宣戦布告。ジョーがニューヨークタイムズ紙にイラクにおける調査報告を寄稿したことから、報復としてヴァレリーが諜報(ちょうほう)員であることがアメリカ中に公表されてしまい……。- シネマトゥデイ



監督:ダグ・リーマン
キャスト:ナオミ・ワッツ ショーン・ペン サム・シェパード
公開日:2011年10月29日
公式サイト:http://fairgame.jp/


【感想】( ネタバレ要注意!)
これは実話「プレイム事件(Plame Affair)」がベースになった作品です。
作品の中でも何度か、ブッシュ前大統領の演説風景が流されます。また、作品の最後のエンドロールでも、実際のヴァレリー・プレイムの映像が使われています。

私達日本人には、この事件の内容を詳しく知る人は少ないので、映画を観る前にはある程度の知識を得てからでないと、少々退屈な感があるかも。

ストーリーは、2001年9月11日同時多発テロ発生後。
アメリカ合衆国はイラク共和国が大量破壊兵器を保持し、核の原料であるウランをアフリカのニジェールから買ったという疑惑を持ちます。

その真意を突き止めるために、CIA秘密諜報員ヴァレリー・プレイム(ナオミ・ワッツ)とCIAの依頼を受けたヴァレリーの夫で元ニジェール大使のジョー・ウィルソン(ショーン・ペン)が現地へ赴き調査を開始するも、ウランが動いたという気配はなく、イラクに核兵器は存在しないという調査結果を出します。

しかしアメリカ政府が待っていたのは、イラク攻撃を正当化する理由。そしてこの調査結果を無視、ブッシュ政権はイラクへ宣戦布告してしまいます。

夫ジョー・ウィルソンは、真実をニューヨークタイムズ紙に寄稿しますが、政府の報復により、妻のヴァレリーがCIAの秘密諜報員であり、夫のジョー・ウィルソンも信頼のおけない人物だとリークしてしまうのです。

ヴァレリーがCIAの職員であることを知っているのは、夫と両親のみ。表向きはワーキングウーマンというヴァレリーが、実はCIAだと世間に名前も家も家族も公表されてしまう恐ろしさ。友人からも世間からも好奇な目にさらされ、時にはその身を脅かされる現実や、それにより生じる夫婦の危機、それを乗り越えていく夫妻の姿が描かれていました。

実話ですし、大変興味深い作品でしたが、アメリカ人と日本人が観るのとでは、その捉え方も感じ方も違うのではないでしょうか。作品としては主役のふたり、ナオミ・ワッツ ショーン・ペン の二人の演技に引き込まれることは間違いないです。


映画鑑賞評価 75点 


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by Firstsnows | 2011-11-02 09:46 | 映画レビュー2011
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