2008年、4本目の鑑賞作品です。
【あらすじ】
SF作家を夢見る高校生の未歩。ある日、母の再婚相手を紹介され、現実を受け入れられない未歩は、その場を飛び出してしまう。その時地震が起き、階段からケータイ電話を落とし、そのケータイは光に包まれ、どこかに消えてしまった。失くしたケータイを探すため、自分の番号にかけてみると、出たのは宮田時次郎という、明治時代の男性。
監督:小中和哉
キャスト:夏帆・佐野和真・福永マリカ・秋本奈緒美・近藤芳正
公開日: 2008年2月23日
公式サイト:
http://w3.bs-tbs.co.jp/cinemadrive/girl/index.html
【感想】
( ネタバレ要注意!)
凄く観たかった作品ですが、近くのシネコンで上映されていなかったのでDVD化待ち。 好きなんですよ、時空を超えたファンタジー映画。韓国映画の「同感」や「イルマーレ」も大好きで、2作品ほど期待していなかったけどこれがどうして、すごく良く出来ている。
こうした時空を超えたストーリーは、時差に数年、せめて10年~20年という中でこの作品は明治と平成、100年の時差があります。 面白かったのは、アナログではない「携帯電話」で繋がること。月の見える時にだけつながる。そして携帯にはバッテリーの限りもある。この辺のシナリオがとてもうまく描かれていたと思う。
二人が携帯を片手に銀座をデートするところも面白い。明治の銀座、平成の銀座。それでも共通に存在する店を探してカレーを食べたり、100年後の未歩に手鏡のプレゼントを残す時次郎。この店で出会う店主の小さな娘が、後に大きな意味を持つのですがこの辺からラストにかけて、涙、涙でした。
全体を通して本当に良く出来ていた。難を言えば時空を超えていることを、未歩も時次郎もあっさりと受け入れるところ。この辺をもう少し深く描くと、より面白かったように思います。
映画鑑賞評価 80点
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