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映画『空気人形』

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2009年、20本目の鑑賞作品です。


【あらすじ】
ファミレスで働く孤独な中年男が所有するラブ・ドール“のぞみ”は、ある日命が吹き込まれ、中年男がいない間に、町を歩き、人間の世界を垣間見るようになります。そしてレンタルビデオショップで出会った純一に恋をし、心を持ったことを知ります。純一に出会ったことで、“のぞみ”はいろいろなものを学んでいくのだが・・・

監督: 是枝裕和
キャスト: ぺ・ドゥナ 、 ARATA 、 板尾創路 、 オダギリジョー 、 高橋昌也
公開日:2009年9月26日
公式サイト:http://www.kuuki-ningyo.com/index.html

【感想】( ネタバレ要注意!)
韓国女優 ペ・ドゥナちゃん主演の映画です。
空気人形、つまりラブ・ドール・・・性欲処理のお人形。
その人形 “のぞみ”がある日心を持ってしまいます。

人形である“のぞみ”が「私は空っぽなの」と言うシーンがありますが
このストーリーの中には、空っぽの心を持った人達が沢山出てきます。
“のぞみ”を所有する中年男、“のぞみ”が恋する純一、拒食症の女性
引きこもりの学生、年老いた男性、冴えない銀行員女性
レンタルビデオ店の店主、みんな人間です。

心にぽっかり穴があき、空っぽな人間が多い中で
心を持たない空気人形が心を持つようになる、人間と同じようになるため努力をする姿が、切なくもあり、はかないような気がしますが、この作品が描きたかった、一番重要なところなのだと思います。

人形は歳を取らないけど、人間は歳を重ね老いて死ぬ。
ある日彼女は空気入れのポンプを捨て「私は歳をとるの」と言います。

愛する人に、空気を抜いて、空気を吹き込まれる事に幸せを感じる“のぞみ” 同じ気持ちを味あわせようと、“のぞみ”は純一のお腹に穴をあけます。一生懸命空気を入ても、出てくるのは血の海・・・悲しいかなぁ・・・純一は人間、遺体をゴミ袋に入れて燃えるゴミに出す。そして自分は人形、燃えないゴミに。

R指定の映画ですし、性的描写も多いです。
ラブ・ドールというアイテムも女性には少々受け入れがたいのですが
ストーリーは大変良く出来ていましたし、主演のベ・ドゥナちゃんは最高の演技でした。

韓国人特有の日本語のサ行、タ行の違和感もゼロでしたし、かえって片言の日本語が、人形と言う設定にぴったりだったように思います。そして何よりも、空気を吹き込まれるシーンの表情は、素晴らしかったです。不思議ともう一度見てみたい、そう思える作品でした。


映画鑑賞評価 80点 

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by Firstsnows | 2009-09-26 22:14 | 映画レビュー2009
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