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映画『告白』

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2010年、22本目の鑑賞作品です。


【あらすじ】
2009年本屋大賞を受賞した湊かなえの小説「告白」を映画化。
1年B組の担任を務める女性教師の森口(松)は、娘を学校のプールで殺害される。警察は事故死と判断するが、森口は学年末の終業式の日に、犯人はこのクラスの中にいると生徒たちに告げる。

監督: 中島哲也
キャスト:松たか子、岡田将生、木村佳乃
公開日:2010年6月5日
公式サイト:http://kokuhaku-shimasu.jp/index.html


【感想】( ネタバレ要注意!)
観始めてすぐに「これ、娘には見せられないわ・・・」と心の中で呟きました。いや、あえて見せるべきかも?とも思ったり、でもやっぱりダメ。
R15が当然。

娘を殺された森口(松たかこ)が淡々と生徒に語り始める。
「私の娘はこのクラスの生徒に殺されました」と・・・
名前こそ明らかにせずとも、その犯人少年A、少年Bが誰かは明確。
少年法に守られているならと、森口が宣戦布告をする。
「さっき飲んだ牛乳に、HIVに感染した患者の血液を混ぜた」と。

もうこの時点で、生徒たちや少年A/Bを恐怖のどん底に突き落とし、ひとつの復讐を終えてもよさそうなものの、これは森口の復讐の幕開けに過ぎず、森口の復讐は最後の最後まで容赦ない。B級のオカルト映画を観るよりも、ずっとずっと怖かった。

子供を殺された親の気持ちは同情もするし、共感できないわけではない。でも復習しようとする相手は誰かの子供であり、その子にも親がいる。果たしてこのやり方が復讐として成り立つのかといえば、私には理解しがたい。
ストーリーの中で、バトンリレーのようにつながっていく告白。
どの告白も自分勝手な気もするけれど、それが人間なのかもしれない。

それにしても、岡田君の空気を読めない熱血教師、私でさえ「うざい!」と思ってしまう。今はあんな熱血教師、いないでしょう。(笑) そのKYな教師の気持ちさえうまく利用して復讐を遂げる森口は、やっぱり怖い、怖すぎ。

森口の最後の「な~んてね!」という台詞にも、どんな罵倒よりも凄みを感じました。この作品で、感情を押し殺して最後までポーカーフェイスでありながら、悪を演じていく松たか子さんに拍手喝采です。(何せ当初は岡田君観たさだったので)

観ていて決して気分良しの作品ではないけれど、何か感じるものがあるはず。特に同じ年代の子供を持つ親には、かなり考えさせられる作品には違いない。

どんな時代にも母親というものは、子供にとってかけがえの無い存在。自分が我が子にできること、もう一度考えてみようと思います。



映画鑑賞評価 85点 

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by Firstsnows | 2010-06-05 23:49 | 映画レビュー2010
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