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映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』

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2011年、24本目の鑑賞作品です。


【あらすじ】
病床の親友、夕紀(川口春奈)に代わり、甲子園の東京都予選であっさり一回戦で敗退した野球部のマネージャーをすることになった女子高生のみなみ(前田敦子)。しかし、エースの浅野(瀬戸康史)をはじめ、部員の大半は練習をさぼって遊び放題。途方に暮れたみなみは、マネージャーの仕事について書かれた本を探すことにする。<シネマトゥデイ>





監督:田中誠
キャスト:前田敦子 、瀬戸康史 、峯岸みなみ 、池松壮亮 、川口春奈 、大泉洋
公開日:2011年06月04日
公式サイト:http://www.moshidora-movie.jp/


【感想】( ネタバレ要注意!)
AKB主演と言うので、あまり期待せずで観に行きましたが、これがどうしてなかなか良く出来ていて泣けました。勿論彼女たちの演技は・・・?ですが、原作のストーリーはお墨付きですから、悪いわけはない。映画自体も原作にほぼ忠実で、ポイントをしっかり押さえていたと思います。

ストーリーは、どうしようもない弱小高校野球部を、甲子園に連れて行こうと女子高生が奮闘する物語。そこにドラッカーの著書「マネジメント」を適用していると言うわけです。そしてそこには、当然のようにお決まりの挫折と和解、友情と友達の死、ラストスパートへ向けてのスポコンドラマが展開されていきます。

野球部の改革と同時に、この野球部の顧問である監督をも改革するみなみ。考えてみれば、その長である監督が変わらずして、この改革はあり得ない。その監督役に我らが大泉洋が演じているのですが、原作のイメージとはほぼ遠くとも、なかなかいい味出していました。「フォアボールを投げたくて投げている投手なんか居ない!」の台詞に、この映画最初の涙を流しましたよ。

ひとつずつ確実に野球部を変えていくみなみ。それはやがて野球部だけではなく、陸上部や吹奏楽部までも巻き込んでいく姿は、観ていても爽やかでこちらの心も踊るような気持ちになりました。そして決勝戦のシーンは胸が熱くなりました。原作にはないシーンもありで魅せてくれます。


個人的にこの作品で一番の収穫と言えば、夕紀役の川口春奈さん。この若手女優さんの可愛いこと、可愛いこと。申し訳ないけど、可愛さも演技力も前田敦子さんより格段に上でした。今後が楽しみ。

原作もアニメも大ファンの娘が「最後の大事なインタビューシーンが描かれていなかった。最後の感動なのに。」と残念がっていました。それを聞いたオット(アニメは視聴済み)も「なんだ、あれがないなんて」と。私的には十分泣けたのでヨシとします。(笑)

余談ですが、最後のエンドロールにAKBの歌もどぉよ?と思いましたが、これも爽やかな終わり方に見事マッチした曲調で悪くなかったですよ。

映画鑑賞評価 75点 

今日の一言:合言葉は、真摯にひたむきに! 

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by Firstsnows | 2011-06-14 21:39 | 映画レビュー2011
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