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映画『アンノウン』

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2011年、18本目の鑑賞作品です。


【あらすじ】
ベルリンで交通事故に遭ったマーティン・ハリス(リーアム・ニーソン)が意識を取り戻すと、妻が自分のことを忘れ、見知らぬ男(エイダン・クイン)が自分に成り済ましていた。異国の地で身元を証明する手だてがない中、彼は訳も分からぬまま何者かに命を狙われる羽目に。タクシー運転手ジーナ(ダイアン・クルーガー)の協力を得て、マーティンは真相究明に乗り出すが……。 <シネマトゥデイ>



監督:ジャウマ・コレット=セラ
キャスト:リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー 、ジャニュアリー・ジョーンズ 、エイダン・クイン 、ブルーノ・ガンツ 、フランク・ランジェラ 、セバスチャン・コッホ
公開日:2011年5月07日
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/unknown/

【感想】(ネタバレ要注意!)

意識不明から目覚めたら、周りの人は誰も自分を知らない・・・
こういう映画は、このオチを先に知ってしまうと見る価値が無い。

と言うことで、観る予定の方はスルーして下さい。
観るまでもないという方は、オチをレビューでご確認ください。


植物学者のマーティン・ハリスは学会出席のため、妻のリズと共にドイツのベルリンへやって来る。ホテルに到着するとアタッシュケースを空港に取り残していたことに気が付き、妻をホテルに残しタクシーで空港へ向かう途中で事故にあい、マーティンは4日間意識不明から意識を回復しホテルへ向かうが、妻は自分を知らないと言うだけではなく、自分になりすました別の男がいることもわかる。自分がマーティン・ハリスだと証明する手立てもなく、次第に誰かに命を狙われ始める。マーティンは事故にあった時のタクシーの運転手ジーナと、元東ドイツ秘密警察のユルゲンに協力を得て真相を究明していく。


マーティンが必死に自分が植物学者のマーティン・ハリスだと証明していく過程で、私たちも同様に歯がゆい思いをしていきます。どんな落ちがやってくるにしても、この過程がこういう作品の一番の見どころです。

そもそも、この手の作品は
A;自分以外のすべての人がグル。
B:自分が妄想に陥っている。
このどちらかのパターンと落ちが決まっている。
結果からいえば、この作品はAとBと両方。

自分にまつわる周りの人たちはすべてグルというAの要素だけと見せかけておいて、終盤実はマーティン自身が大事な記憶を喪失していて、マーティンが暗殺者だたっと言うオチ。

ただそこに至るまでの過程があっけなく、元東ドイツ秘密警察のユルゲンもあっけなく絡繰りを暴いてしまうし、巨悪の根源の悪者ボスでさえ、マーティンを助けにやって来たジーナの車に追突されて、あっけなく死んでしまうという、少々残念なストーリー。この辺がもう少し深いシナリオであれば、評価もあがったと思える残念な結果でした。

ただね、突込みを入れさせてもらうと、マーティンは暗殺者だった。でも記憶を失い回復したら悪者から良い者へと速攻で変換できるものかしら?最終的にはアラブの王子も無事、新種のトウモロコシの開発データも無事守ったけど、多くの人を巻き込んでホテルまで爆破して、最後はジーナと高跳びって、ちょっと解せないなぁ。

総合的には、この地味とも思えるキャストで、ここまで楽しめたので合格点の70点です。


映画鑑賞評価 70点

今日の一言:観る前にオチをオットと賭けをした。(笑) 


* 本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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by Firstsnows | 2011-05-20 21:08 | 映画レビュー2011
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