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映画『ブラック・スワン』

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2011年、15本目の鑑賞作品です。

【あらすじ】
ニューヨーク・シティ・バレエ団に所属するバレリーナ、ニナ(ナタリー・ポートマン)は、踊りは完ぺきで優等生のような女性。芸術監督のトーマス(ヴァンサン・カッセル)は、花形のベス(ウィノナ・ライダー)を降板させ、新しい振り付けで新シーズンの「白鳥の湖」公演を行うことを決定する。そしてニナが次のプリマ・バレリーナに抜てきされるが、気品あふれる白鳥は心配ないものの、狡猾(こうかつ)で官能的な黒鳥を演じることに不安があり……。<シネマトゥデイ>




監督: ダーレン・アロノフスキー
キャスト:ナタリー・ポートマン 、ヴァンサン・カッセル
ミラ・クニス 、バーバラ・ハーシー 、ウィノナ・ライダー
バンジャマン・ミルピエ
公開日:2011年5月11日
公式サイト:http://www.blackswan-movie.jp/


【感想】 (ネタバレ要注意!)
こういう作品のレビューは正直不得意。感想を書くというより、どこか自分の中で納めてしまいたい気がします。それじゃ、レビューにならないので、とりあえず綴ります。

ストーリーとしては、気品あふれる白鳥を踊るプリマに抜擢されたニナが、どうしても官能的な黒鳥を踊ることが出来ない。プリマに抜擢されたのに、いつその座を奪われてしまうか不安とストレスを抱え、プレッシャーで自分自身を追い込み崩壊していきます。

もともとここまでニナを追い込んでしまった要因のひとつは、ニナの生まれ育った環境にもあります。個人的な意見を言わせてもらえば、あの母親が巨悪の根源。自身もかつてバレリーナでありながら、ニナを身ごもったことで泣く泣くプリマドンナをあきらめる。そして自分の夢を娘に託し、ニナが小さなころから、その夢に向かって共に生きてきたのでしょう。それによりニナはどんどん追い込まれていったのだと思います。ニナにとって母親は絶対なる存在なのです。そしてその心の闇は、もしかすると母親への抵抗であると共に、ニナの欲望であり、本来の姿なのかもしれません。

白鳥は踊れても、黒鳥は踊れない、次第に追い込まれていくニナ。その加速度は公演初日に向けて増していきます。気が付かないうちに自分自身の体にも傷をつけるニナ。現実と妄想の中で壊れていくニナは狂気であり、観るに堪えがたい悲しさまで感じてしまいます。

最後にニナが躍る黒鳥は圧巻です。鳥肌立ちました。ナタリー・ポートマンは、もともと幼い頃、バレエをしていたという事ですが、この作品の主役を務めるに当たり、1年近く猛レッスンをしたらしいです。まさしく女優魂。この作品のオスカー主演女優賞は、納得の踊りと演技でした。

とはいえ冒頭に書いたように、このダークな心の闇は、お気楽に生きている私には経験も無く共感することも無い。実際劇場をあとにする人たちも口々に「さっぱりわけがわからん」と首を振るばかり。演技に凄さを感じても、ストーリーに共感できないと評価も別れがちなのも事実。好き嫌いが分かれる作品であることも付け加えておきましょう。

それにしてもエロティックなシーンが多かった。ただ、ニナの心理を描くうえで不可欠だったと私は思います。



映画鑑賞評価 80点

今日の一言:自分の夢を子供に託しちゃいけないね!


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by Firstsnows | 2011-05-13 17:02 | 映画レビュー2011
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