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映画『阪急電車 片道15分の奇跡』

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2011年、14本目の鑑賞作品です。


【あらすじ】
阪急今津線の車両内。白いドレスを着て結婚式の引き出物を抱えた女性(中谷美紀)に、見知らぬ老女が声を掛ける。一方、暴れる彼氏を前に動揺する若い女性(戸田恵梨香)。降りる彼を追う彼女にもまた、老女が声を掛けるのだった。< シネマトゥデイ>





監督:三宅喜重
キャスト:中谷美紀、戸田恵梨香、宮本信子、南果歩、谷村美月、有村架純、芦田愛菜、小柳友、勝地涼、玉山鉄二
公開日:2011年4月29日
公式サイト:http://hankyudensha-movie.com/


【感想】 (ネタバレ要注意!)
この作品が公開になる前、題名だけ見て「観ないだろうなぁ・・・」と思っていました。だって阪急電車なんて知らないし(笑)ご当地ネタ満載の映画くらいにしか思っていなかった。事実「八日目の蝉」を先に観に行っているしね。でも知り合いから「あなた好みよ」と言われて、足を運んでみれば・・・

すごく素敵な作品でした!お勧め度★★★★★
映画を観て最後にこんなにあったかな気持ちになれる作品、一年に何回あるでしょう。

片道わずか15分。物語は阪急電車を背景に進んでいきます。

会社の同僚と婚約中に、後輩に寝取られてしまうOLの翔子(中谷美紀)は、結婚式に純白のドレスを着て仕返しに行く。

息子の嫁とどこか気まずい関係。時々ひとり孫の亜美(芦田愛菜)を預かり、阪急電車で出かける 時恵(宮本信子)。

誰もがうらやましがるイケメンの彼を持つ女子大生ミサ(戸田恵梨花)は、彼からDVを受けながら、彼との関係に終止符を打つことに悩む。

自分の名字「ごんだわら」にコンプレックスを抱いている地方から出てきた女学生 権田原美帆(谷村美月)は、パンクで軍事オタクの地方から出てきた男子学生 圭一(勝地涼)と出会い恋へ発展していく。

息子の学校の派手なPTAのオバサン集団に、毎回高価なランチに誘われるが、断りきれない気弱な主婦の康江(南果歩)。

受験に苦悩する悦子(有村架純)は、合格まで手を出さないと豪語するアホな社会人竜太(玉山鉄二)と交際中。

学校の友達にいじめられながら、誰かに助けを求めている少女の翔子。

これらのストーリーを阪急電車を背景に、誰かと誰かが交差しながら進んでいきます。自分が救われて、また自分も誰かに手を差し伸べる。そして繋がっていく。とっても素晴らしい構成でした。おそらくこの作品を観た後、「私は、あのストーリーが良かった」という感想はあるだろうけど、中でも翔子演じる中谷美紀さんのストーリーは見応えがあります。 

会社の同僚と3年間の交際のうえ、結婚準備に入ったOLの翔子(中谷美紀)は、ある日突然、彼を会社の後輩に寝取られてしまう。 別れる条件に「結婚式に呼んで」と言う。そして披露宴に純白のドレスに身をまとい、花嫁より美しい姿で出席して仕返しをうつ。そして翔子は帰宅途中の阪急電車で一人の老婦人・時恵(宮本信子)に声をかけられ、初対面でありながら経緯を話すうちに、自分の居場所を見出していく、素敵なストーリーだ。中谷美紀さんの美しさと群を抜いた演技、知的で品のある老婦人を実にすばらしく演じて見せた宮本信子さんの台詞一つ一つが、胸にじ~んと刻まれていく。 個人的にはコメディタッチで、初々しい田舎の出身の学生の恋を描いたストーリーも大好きです。

普段自分の乗っている電車やバス、そこに偶然乗り合わせた人にはそれぞれの背景があるんですよね。勿論私にも。そう考えると、いつもの電車やバス、音楽を聴くのもいいけど、もっと背景に目を向けてみれば、いつもの風景とは全く違う世界があるのでは?と思えました。

映画を観終えて帰宅途中、電車に乗った乗客たちを眺めながら、「ああ、ここにも人それぞれドラマがあるんだろうなぁ」と感慨深く、いつもの帰路もちょっと幸せに思えたし、人にやさしくしている自分もそこにいた。やっぱりこの映画の影響かもしれない。この映画を観て一番思ったのは、人っていいなぁ~ってこと。そして阪急電車、知っていたら評価は90点だったかも。(笑)

観終えた後は、爽快かつシアワセな気持ちになります。
2011年14本目の作品ですが、現時点でナンバー1の作品。



映画鑑賞評価 85点

今日の一言:関西のオバちゃん、本当に鞄投げて席取りするの?


* 本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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by Firstsnows | 2011-05-04 21:02 | 映画レビュー2011
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